2026.09.28 【業務用無線特集】八重洲無線 独自の自動混信回避機能「ヤエス コネクト」搭載

「SRD611」(左)と「SRD612」(右)「SRD611」(左)と「SRD612」(右)

 八重洲無線は、独自の自動混信回避機能「ヤエス コネクト」を搭載したデジタル簡易無線(登録局)5Wハイパワーデジタルトランシーバー「SRD610シリーズ」を発売した。同シリーズは「SRD611」「SRD612」の2機種をラインアップし、通信機としての基本性能を高めるとともに、利用者が多い都市部などでも混信を意識せず、円滑に業務連絡を続けられる。

 高周波回路設計と新開発のERAアンテナにより、より広い通話範囲を実現。騒音や風切り音を除去して音声を浮かび上がらせるAI(人工知能)ノイズキャンセリングを搭載し、高騒音下の現場でも明瞭な通話を可能にした。クラス最高のIP68に準拠した堅ろうな防じん・防水構造を採用し、過酷な現場での確実な通信を支える。

 デジタル簡易無線は広範囲をカバーできる一方、都市部や見通しの良い場所では混信が起きやすい。同シリーズは、一つの受信部で二つのチャンネルを監視するDCM(デュアルチャンネルモニター)システムを実装。混信が発生しても端末を設定し直さず、もう一方のチャンネルで通話を継続できる。

 両チャンネルで混信が増えた際は「テレポート機能」により、ワンタッチでグループ内の全端末を新しいチャンネルへ一斉に移動できる。複数のグループに分かれている場合も、「マージ機能」で全員へ一斉連絡できる。

 「エリアリサーチ機能」は電波の混み具合を分析し、混信の少ないチャンネルを自動選択する。選択されたチャンネルを含む各種設定は「エアクローン」でグループ内の端末と同期でき、速やかに通話を始められる。

 SRD611はシンプルキーモデル、SRD612はフロントキー付きモデル。各機種にバッテリー、充電器、アンテナなどをセットにしたオールインワンパッケージ仕様とBluetooth対応モデルを用意し、業務内容や利用環境に合わせて選べる。