2026.09.29 京セラ、耐パルス性高めたサーマルプリントヘッド 冷蔵・冷凍環境に対応、10月から量産
京セラは、バーコードラベル用モバイルプリンター向けに、新型サーマルプリントヘッド「KMHシリーズ」を開発したと発表した。発熱体への繰り返し通電に対する耐久性を高め、冷蔵・冷凍環境など印字時の負荷が大きい現場でも安定した印字品質を実現する。物流、小売、医療などの用途に向け、10月から量産を始める。
新製品は、安定した印字品質を維持する耐パルス性と小型設計を両立した。独自のサーマルプリントヘッド設計技術を使い、発熱体への繰り返し通電(パルス)に対する耐久性を向上。大きな印字エネルギーを要する冷蔵・冷凍環境でも、高エネルギー印字時の品質を安定させる。ラベル情報の確実な表示と高い信頼性が求められる用途にも対応する。
小型設計によって、プリンター内部の限られたスペースを有効活用できる。モバイルプリンターの小型・軽量化に加え、バッテリーなどの部品配置や筐体デザインの自由度向上に貢献する。
食品物流や冷蔵・冷凍倉庫を含む物流現場での送り状・ラベル印刷、小売店での値札・棚札印刷、医療現場でのリストバンド・検体ラベル印刷、フィールドサービスなどでの利用を見込む。
今後は40年以上培ってきたサーマルプリント技術を核に、モバイルプリンター市場への提案を強化する。多様化する市場ニーズに対応した製品の開発・提供を通じ、プリンターメーカーの製品開発を支援する。











