2026.10.01 レバー式エアーポットPNB型、未来技術遺産に登録 タイガー魔法瓶

未来技術遺産に登録されたレバー式エアーポットPNB型

軽いレバー操作で注湯できる操作性が多くの消費者に支持された軽いレバー操作で注湯できる操作性が多くの消費者に支持された

授賞式の様子(左が国立科学博物館の真鍋館長、右がタイガー魔法瓶の菊池CEO)授賞式の様子(左が国立科学博物館の真鍋館長、右がタイガー魔法瓶の菊池CEO)

 指に力を入れずに注湯作業ができるタイガー魔法瓶の「レバー式エアーポットPNB型」が、国立科学博物館が選定する2026年度「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録された。

 登録製品となったレバー式エアーポットPNB型(1985年製造)は、座ったままで指に力を入れなくても、爪を気にせず注湯操作ができるよう工夫された魔法瓶。

 開発に当たっては、女性ソフト開発チームによる調査・研究活動などにより、軽い操作性と、容量を減らさずに全高を下げることが重視された。

 レバーに「てこ」の原理を利用したほか、ポンプ部を中瓶肩上部に納めた構造により従来品から60mm全高を下げられるようになった。

 軽いレバー操作で注湯できる操作性は多くの消費者に受け入れられた。エアー式ポットのさらなる普及に貢献した製品として今回の選定に至った。

 登録に伴い、9月29日に国立科学博物館(東京・上野)で「登録証授与式」が行われ、同社の菊池嘉聡CEO(最高経営責任者)が出席した。

 当日は、国立科学博物館の真鍋真館長から菊池CEOに登録証が授与された。会場では、今回新たに登録された全13件のパネルも展示された。

 未来技術遺産は、国立科学博物館が「日本の全科学技術を対象とし、資料の保存とその活用を図ること」を目的に、2008年度から開始。

 「科学技術の発達史上、次世代へ継承すべき重要な意義を持つもの」「国民生活や社会・文化に顕著な影響を与えたもの」が選定・登録される。