2020.08.04 電力需要減でも再エネ発電増、シェア急上昇 世界のコロナ禍が再エネに与える影響、エネ研が報告

 日本エネルギー経済研究所(東京都中央区)は、新型コロナウイルス感染拡大が世界の再生可能エネルギーに与えた影響について考察し、報告をまとめた。経済の縮小で発電量が減少する中、世界の発電量に占める再エネのシェア(水力発電を含む)は19年に26%だったが、20年には一時的に30%近くまで急上昇する見込みだという。

 同研究所で年2回実施される定例研究報告会において、二宮康司新エネルギーグループ研究主幹が発表、解説を行った。

...  (つづく)