2020.09.02 光ファイバで電柱劣化判定NECと電中研が成功
正常な電柱と劣化した電柱の比較。左から、正常電柱、部分劣化=横ひびあり、劣化=縦ひびあり(提供=NEC)
NECは1日、電力中央研究所の協力を得て、光ファイバを利用した測定技術やAI(人工知能)技術を応用した実証実験を行い、振動データから電柱のひび割れの有無を判定することに成功したと発表した。これを弾みに、配電設備の遠隔保全に向けた取り組みを加速したい考えだ。
通信インフラとして使用される光ファイバは情報を伝達する役割を担うほか、周囲の環境変化を捉える機能も兼ね備えている。
今回、コンクリートの電柱に共架し... (つづく)
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