2020.10.21 【あかりの日特集】オーデリック無線照明制御システム
「R15」のスポットライト
太陽光発電・蓄電池を連携
オーデリックは、無線照明制御システム「コネクテッドライティング」を軸に、太陽光発電、蓄電池を連携したソリューションなど、幅広い提案に取り組む。
同社はコネクテッドライティングで、太陽光発電と電気自動車(EV)、蓄電池を制御できるニチコン提供の「トライブリッド蓄電システム」と連携した「ZERO ENERGY CONTROL」を展開。LED照明と太陽光、蓄電池を連携することで、照明制御にとどまらない提案に力を入れている。
ZERO ENERGY CONTROLは、家庭内の消費電力量や太陽光の発電状況、蓄電システムの稼働状況をリアルタイムで見られるほか、過去の利用状況をグラフで確認できる。インターネット経由で天気予報の情報を読み込み、太陽光による発電量を予測する。
これらの機能に加え、アプリケーションに照明を登録することで、蓄電池の残量に合わせて自動で照明を調光。家電制御の通信規格「エコーネットライト」対応機器であれば、エアコンなどの家電も制御できるようにする。
コネクテッド化を進める一方、あかりの質も追求する。日本人女性の肌の色の再現性を追求して演色性を高めた「R15」を製品化。1426点をそろえ、高演色ながら従来品と同等レベルの価格を実現しつつ、コネクテッド化した製品と合わせて、住宅や店舗など様々な照明シーンへの提案を加速していく。