2019.10.03 京セラ クレイ型リチウムイオン蓄電池開発 約3割コストダウン
小谷野副本部長(左)と、新型蓄電池セルを持つ研究開発本部エネルギーシステム研究開発部の竹下良博氏。中央が「Enerezza」
京セラは2日、電極を粘土状にすることで従来型から約3割のコストダウンを実現した世界初のクレイ型リチウムイオン蓄電池「Enerezza(エネレッツァ)」を開発したと発表した。約100億円を投じ滋賀野洲工場(滋賀県野洲市)に量産ラインを設置し、来年秋に年産2万台の生産体制を構築する計画だ。
エネレッツァは住宅用として製品化し、来年1月以降に少量限定で販売。秋以降の量産化を目指す。
同日、東京都内で開催した発表会で、ソーラーエ... (つづく)