2020.11.16 空気清浄機の普及加速新型コロナで清潔志向上昇、各社が増産体制整える

旺盛な需要に対応し、大手各社は増産体制で臨む

 冬場を迎え、新型コロナウイルス感染症とともに、季節性インフルエンザの流行が懸念される中、換気や加湿が有効な対策の一つとして挙げられ、健康・衛生への関心が一層高まっている。例年、この時期から加湿器や空気清浄機の需要は伸びてくるが、今年はさらに普及が加速すると見て、各社では増産など積極的な対応を図っている。

 空気清浄機は、日本電機工業会の出荷統計では20年度上期(4-9月)に台数ベースで前年同期比155.6%の大幅増となった。通...  (つづく)