2020.11.16 JDI、4-9月連結売上げ16%減スマホ向け落ち込む

 ジャパンディスプレイ(JDI)の21年3月期第2四半期(20年4-9月)連結決算は、スマートフォン向けディスプレイ需要の落ち込みが続いて売上高が前年同期比16%減少。一方、構造改革の効果や費用削減効果で損益は改善し、売上げ総利益は黒字化。営業損益、純損益とも赤字ながら損失幅は大幅縮小した。

 全売上げの67%を占めるモバイル分野は、スマホ主要顧客の有機ELディスプレイ採用拡大による需要減や市場競争激化で同16.5%の減収。  (つづく)