2019.10.04 理研、NIMSなど 超電導磁石で30テスラ超の高磁場発生に成功 次世代核磁気共鳴装置開発に道

 理化学研究所(理研)、物質・材料研究機構(NIMS)、ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー、科学技術振興機構(JST)の共同研究グループは、高温超電導線材をらせん形状に巻いた超電導磁石で、これまで困難とされてきた30テスラ超の高磁場発生に成功した。

 創薬や医療への貢献が大きく期待される、次世代1.3ギガヘルツ(30.5テスラ相当)核磁気共鳴(NMR)装置の開発に向けて、重要な技術要件が満たされたことになる。
  (つづく)