2020.11.23 マイナス30度でも運用できる水系LiB 東芝、世界で初めて開発
東芝は、再生可能エネルギー(再エネ)の安定供給において必須となる安全で大容量な定置用蓄電池を実現するため、マイナス30度でも運用できる水系リチウムイオン二次電池(水系電池)を世界で初めて開発した。早期のサンプル提案を目指す。
水系電池は電解液に水を用いるため、外部要因で火災が起きた際でも安全な将来の電池として期待が高まっている。その高い安全性から消防法の危険物に該当せず、設置場所の自由度が広がる。また、2000回以上充放電可... (つづく)