2020.11.24 【空質商品特集】パナソニック主力機種の次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」

次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」F-MV4100

 パナソニックは、空気質への関心が高まる中、加湿空気清浄機をはじめ、次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」など幅広い商品陣容で市場ニーズに応える。

 ジアイーノは、食塩水(専用の塩タブレットを入れた水道水)を電気分解することによって、高い除菌効果を発揮しながら安全性にも配慮した濃度で「次亜塩素酸」を生成する。

 もともと次亜塩素酸はプールや哺乳瓶の除菌、水道水の浄化などに使われる安全で効果の高い除菌成分を含む。

 ジアイーノでは、次亜塩素酸水を含侵させた除菌フィルタに空気を通過させ、浮遊菌の除去や脱臭を行うとともに、次亜塩素酸を揮発させ、ドアノブなど部屋の各所に付着した菌・ウイルスにも高い効果を発揮する。

 家庭用の主力機種は、F-MV4100/F-MV2100。塩タブレットの自動投入機能を搭載し、従来は3日に1回程度の頻度で行っていた塩タブレットの投入の手間を省く。

 塩タブレットを本体内の「塩自動ユニット」にあらかじめ入れておくと、適したタイミングで自動投入される。

 また、広いリビング空間などでも使用できるように風路設計を見直し、次亜塩素酸が浸透した除菌フィルタを通る風路(次亜塩素酸風路)の風量が従来に比べて増えている。

 このためF-MV4100は、従来の最大15畳から18畳(30平方メートル)へ、F-MV2100は、従来10畳が12畳(20平方メートル)へと適用畳数が拡大している。

 F-MV4100は、約18畳の換気も考慮した居室空間での付着菌・付着ウイルス抑制効果も実証済み。

 室内中央・奥側において、付着菌・ウイルス共に、いずれも約12時間で除菌・抑制効果を得た。

 ジアイーノで生成された次亜塩素酸は、有人空間の除菌・脱臭に適した濃度と性質なので、安心して使える。

 勉強部屋や個室などで手軽に設置できるコンパクトな9畳タイプのF-MV1100もそろえている。

 このほかにも加湿空気清浄機では、高濃度になったナノイーXと「3Dフロー花粉撃退気流」を搭載し、 花粉・ハウスダストをスピーディに抑制する新製品F-VXT90といった、空気質への高い関心に応えるべく充実した商品陣容で商戦に臨む。