2020.12.02 日本精工が世界初のボールねじ技術開発運動誤差、象限突起を低減

日本精工のボールねじ

 日本精工は、ボールねじの運動方向反転時の摩擦を安定化させることで「工作機械の円運動における象限突起を低減するボールねじ技術」を開発した。

 象限突起は直行2軸による円運動で、ボールねじの運動方向が反転する際の摩擦によって生じる運動誤差のことで、同技術はボールねじでは世界初の技術になる。21年4月に製品化を予定している。

 近年、5軸加工機などに代表される工作機械は高精度化、金型加工面の高品位化を目指しており...  (つづく)