2020.12.03 5G向け熱硬化性低誘電樹脂量産化へ信越化学が30億円投資
熱硬化性低誘電樹脂「SLKシリーズ」
信越化学工業は、第5世代高速通信規格5Gの本格的な普及に対応して、新規製品である熱硬化性低誘電樹脂「SLKシリーズ」の量産化投資を行う。設備投資額は約30億円を見込む。
同社は、5Gの展開に必要で有効な製品の開発に以前から取り組んでいる。
19年12月には、5Gで求められる低誘電や放熱特性などを十分に備えた新規製品として、石英クロス、熱硬化性低誘電樹脂、放熱シートなどを市場に投入した。
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