2019.10.10 電子部品各社 回路保護デバイス事業を拡大

電子機器の高信頼性化で回路保護デバイスの重要性が一段と高まる(ノイズ評価用10メートル法電波暗室)

 回路保護デバイスの存在価値が一段と高まってきた。雷サージ、静電気(ESD)をはじめ、電子機器の誤動作、故障を誘発する原因を排除して高い信頼性を確保するために欠かせないデバイスとして地位が向上。電子部品メーカーでは、同分野の事業拡大を目指す動きが表面化するとともに、最近では強力な電磁パルス(EMP)対策への取り組みを本格化する動きも見られる。

 雷サージやESD、過電流、過電圧、電磁波ノイズ、異常温湿度、さらには電磁パルスなど、...  (つづく)