2019.10.18 250ミリ幅のナノ結晶薄帯量産化にメド  東北マグネットインスティテュートが装置開発

開発した薄帯製造装置

 科学技術振興機構(JST)は、東北大学の研究成果を基に設立された東北マグネット  インスティテュート(仙台市青葉区)に委託して実用化開発を進めてきたナノ結晶薄帯量産製造装置の開発を発表した。業界初の250ミリメートル幅のナノ結晶薄帯の量産化にメドを付けた。今後、ナノ結晶薄帯の生産、販売を開始し、さらなる品質向上と低コスト化および生産安定性強化について検証を続け、幅広く電磁鋼板を代替できる応用製品への適用を目指す。

 東北マグネ...  (つづく)