2019.10.23 日本ケミコンがおむつセンサーシステム開発 尿を電解液として発電し電池レスを実現
立命館大学、日本ケミコンなどが共同開発したおむつセンサーシステム(左の上下が電極材料、右が電極内蔵の無線機付きおむつ)
日本ケミコンは立命館大学、白十字、エイブリックと共同で、おむつセンサーシステムを開発した。尿を電解液として発電する尿発電を電力源にすることで電池レスを実現。発電量で失禁量をセンシングし、そのデータを無線機でスマートフォンに送信して、おむつの取り替え時期を伝達する。
病院などにおける高齢者介護では、介護者が定期的に被介護者のおむつの状態を確認し、状態に応じて取り替えている。被介護者のおむつに尿もれセンサーを取り付け、センサーネ... (つづく)