日本電気硝子の20年3月期第2四半期（19年4-9月）連結決算は、前年同期比減収減益。減収は液晶ディスプレイ用基板ガラスおよびガラスファイバの販売が減少した。減益は減収に加え、営業利益はガラス繊維事業の稼働率の低下による原価高や米国ガラス繊維事業子会社の収益改善の遅れや原燃料価格の上昇で減益となった。

　経常利益は一部の海外子会社への融資に係る債権債務の評価替えによる為替差損が要因で前年同期を下回った。四半期純利益は一部のガラス溶融炉の...　　(つづく)