2021.05.12 東芝デバイス&ストレージがSiCモジュール向け新パッケージ技術面積を20%削減、信頼性2倍に

今回開発したパッケージ(iXPLV)

 東芝デバイス&ストレージは、高信頼性と小型化を実現したシリコンカーバイド(SiC)モジュール向けパッケージ技術を開発した。今回開発した技術により、従来技術に比べてパッケージ面積を約20%削減し、製品の信頼性を約2倍とすることに成功した。

 SiCは、従来のシリコン(Si)よりも高耐圧、低損失化が可能なパワーデバイスの新材料として期待されている。現状では、鉄道向けインバーターなど高耐圧品を中心にSiCが活用され始めており、今後、...  (つづく)