AGCの19年12月期第3四半期（1-9月）連結決算は、売上げはほぼ前年同期並みを確保したが、営業利益は前年同期比2桁の減益となった。

　1-9月期のセグメント別売上高は、電子セグメントでオプトエレクトロニクス用部材や半導体関連電子部材の出荷増などにより電子部材が好調に推移して同2桁の増収となったが、ガラスセグメントおよび化学品セグメントが減収だった。

　収益面では、液晶用ガラス基板の販売価格下落や新規設備立ち上げ、自動車用...　　(つづく)