2021.05.20 プレシードジャパンがイヤホンのコラボモデル「AVIOT」ブランドで原音に忠実な音造り

WE-BD21d-pnk

 プレシードジャパン(東京都渋谷区、土山裕和社長)は、同社が運営する日本発のオーディオビジュアルブランド「AVIOT(アビオット)」から、ロックバンド「凛として時雨」のドラムス・ピエール中野氏とのコラボレーショモデル「WE-BD21Ð-pnk」を発売する。21日から予約受け付けを開始する。
 同モデルは、イヤホンチューナーとして名高いという中野氏本人が音質、仕様からデザインまで監修した特別な一台。オーディオビジュアルアワード「VGP2021」で金賞を受賞した「WE-BD21d」をベースにしている。
 小さなイヤホンエンクロージャーにダイナミックドライバー1基、バランスドアマチュアドライバー2基を搭載した「BDAハイブリッドトリプルドライバー」を採用。高い音質はそのままに中野氏が周波数特性を0.1デシベル単位でチューニングし、ハイスピードで位相ズレが無く沈み込むような深いベースと、ボーカルが中央でスッと定位する甘い色気のあるサウンドに仕上げた。
 ホワイトノイズを低減し、ピアニッシモの静寂がノイズに邪魔されないよう、聴感上のS/N比も向上。左右のイヤホンを繋ぐケーブルにはOFC(無酸素銅)を使用して音の純度を高めた。アウトレイヤーには特殊な樹脂加工を施し、タッチノイズも軽減している。
 通話品質を向上させるため、新たに米国Knowles社製の高品位マイクを搭載。高い耐久性と外来ノイズからの影響を最小限に抑えるジュラルミンの外装は、ゴールドとブラックを基調としたカラーリングに。首から下げるとファッションアイテムの一部に見えるようなデザインにアップデートした。
ベースモデルと同様、SBC、AAC、aptXに加え、aptX HD(48キロヘルツ/24ビット)コーデックにも対応。標準コーデッSBC、AACの256倍(理論値)の細かさでハイレゾ相当の高音質を楽しめる。
 中野氏は「セミワイヤレスイヤホンでこの音質は他にはないのでは、という名作ができ、大満足」とコメントしている。
 販売価格は税込み1万3750円。家電量販店やAVIOT ONLINE MALL (https://shop.aviot.jp/)で取り扱う。予約受け付けは21日午前10時から、販売は31日から開始する。