2021.06.09 日立、26年3月期営業益1兆円超デジタル事業で稼ぐ

説明会に臨む日立の小島次期社長

 日立製作所は8日、2026年3月期に連結の調整後営業利益で1兆円超を安定的に稼ぎ出すことを目指すと表明した。7月末までに買収を完了させる予定のIT企業グローバル・ロジック(米カリフォルニア州)との相乗効果を追求。21年3月期実績の4951億円から倍増させる。

 「デジタルで成長する企業になる」。同日、オンラインで開いた投資家向け説明会において、23日付で社長兼COO(最高執行責任者)に昇格する小島啓二副社長はこう宣言した。  (つづく)