2019.11.05 【ケーブルテレビ特集】イッツコムが東急などと「住宅分野におけるIoT化の検討に関する基本協定書」締結

 イッツ・コミュニケーション(イッツコム)は、東急と東急不動産ホールディングス、東急建設、コネクティッドデザインと共に、10月10日に「住宅分野におけるIoT化の検討に関する基本協定書」を締結し、より豊かな未来の暮らしの創造に向けた「Ready for IoT」の住まいづくり活動を開始した。

 Ready for IoTは、「未来の暮らしのために住宅をスマートホーム対応に準備しておく」状態を示す、東急グループが独自に生み出した言葉。

 従来の住宅では、スマートデバイスを設置したい場所でのコンセント不足によるたこ足配線や、通信が届かないなどの課題が多い。それらの課題に対して、スマートホームに対応するために不足しているコンセントの数の充足、住まいの隅々までWi-Fiが届く場所へのルーターの配置など、IoTに対応しやすい住宅の設計で進めている。

 同社は、早くから独自のスマートホームサービスを展開してきた。スマートホームに対応した生活では、鍵を遠隔操作してセキュリティ面を向上させたり、外出先から家の中を確認して介護や子育ての負担が軽減したりする。また、様々な家電を音声でコントロールして、日々の利便性を向上させ、生活データから食生活や睡眠を管理することで、より良い健康状態を目指せるようになる。

 今後もこのような技術の進化によって〝クオリティ・オブ・ライフ〟を向上させる住まいの在り方を追求していく。さらに、東急グループ各社と連携して、社会と顧客に貢献していく考えだ。