2019.11.05 【企画 冷蔵庫】各社がIoT対応など技術進化に力、下期は買い替え中心に堅調予想

大容量・コンパクト、鮮度保持はもとより、調理アシスト機能まで搭載するなど、より使い勝手が向上した冷蔵庫

 消費税増税の駆け込み需要もあり、冷蔵庫は堅調な推移を示している。反動減がどれだけ影響を及ぼすか不透明ながら、下期も買い替え需要を中心に堅調な推移を見込めそうだ。メーカー各社では冷凍・冷蔵性能の進化や、省エネ・収納性などの使い勝手、デザイン、IoT対応など総合的な進化を図り、付加価値の高い商品戦略を強め、需要喚起に取り組んでいく。

 冷蔵庫の需要はこのところ年間400万台程度の安定した需要があり、大きく伸びたり、落ち込んだりとい...  (つづく)