2019.11.05 【企画 冷蔵庫】パナソニックの「パーシャル搭載冷蔵庫」WPXタイプ
パーシャル搭載冷蔵庫「NR-F655WPX」
パナソニックは、冷蔵庫のプレミアムモデル「パーシャル搭載冷蔵庫」WPXタイプの提案に力を入れる。新搭載の「はやうま冷凍」「はやうま冷却」については、生活シーンでの調理アシスト機能の使い方を分かりやすく訴求するなどして、「おいしい7days」をテーマに需要喚起を図っていく。
WPXタイプでは、冷凍・冷蔵技術を駆使した鮮度長持ちや、高い収納性がある「保存庫」としての機能に加え、冷蔵庫に「調理庫」としての役割も持たせる。
急速冷凍技術やIoT技術を使い〝おいしい冷凍・あら熱取り・下味付け〟もできる調理アシスト機能により、時短調理も可能な冷蔵庫の新たな使い方を提案する。
本体カラーには新色ホワイトを追加。オニキスミラー、ミスティスチールグレイとフロスティロイヤルホワイトの3色で展開し、デザイン性を高めた。
同タイプの最大の特徴は、はやうま冷凍とはやうま冷却の搭載だ。最大氷結晶生成帯(マイナス1‐マイナス5度)を30分以内に通過する業務用レベルの素早い冷凍を実現。食材の細胞破壊を抑え、おいしく冷凍できる。
はやうま冷凍を実現する技術として「クーリングアシストルーム」を新たに搭載する。専用ダクトと専用ファンを搭載し、約マイナス30度の冷気の「集中シャワー冷却」で従来比約8倍の大風量を可能にした。
凍結スピードは通常冷凍室の約5倍、新鮮凍結の約2倍速く、「はやくて」「うまい」を実現する、はやうま冷凍が時短調理をアシストする。
急速冷凍技術により、はやうま冷却も実現する。時間がかかる下味付けなどの〝もう一手間〟を短時間で手軽にでき、冷たいデザート作りにも活用できる。忙しい朝には弁当を冷ます時間も大幅に短縮できる。
あら熱取りは、弁当のご飯約60度を5分で25度にできる。市販の「プリンの素」も15分で固まる(通常冷蔵室で1時間)。
下味付けも、鶏の照り焼き下味付けの場合、15分で肉のジューシーさを保ちながら、味をなじませる。
スマートフォンと連携し、専用アプリケーション「Cool Pantry」では、はやうま冷凍と、はやうま冷却の時間設定や運転状態、レシピ提案、便利な使い方情報などのコンテンツが使える。
同タイプは、前年同等タイプにはラインアップしていなかった650リットルも加えており、大容量のバリエーションも充実している。