2021.06.18 山形大の城戸教授に藤原賞有機ELの先駆的研究と工業化に貢献

城戸 教授

 山形大学学術研究院の城戸淳二教授が「第62回藤原賞」を受賞した。山形大学では初めて、東北地方でも東北大学以外での受賞は初。

 同賞は「日本の製紙王」と呼ばれた故藤原銀次郎氏の私財を基金にした「藤原科学財団」が、日本の科学技術の発展に尽くした科学者を顕彰するもので、例年2人に贈られる。今年は城戸教授のほか、気候変動の研究で東京大学の山形俊男名誉教授が受賞した。

 山形大学は有機ELの研究で先駆的な役割を果たし...  (つづく)