2021.07.09 【家電流通総合特集】重点商品シャープマーケティングジャパン
AQUOS 8K
AQUOS 20周年キャンペーン展開、盛り上げ
シャープはコロナ禍で在宅時間が増え、テレビ視聴の機会も増えていることから、「AQUOS 8K」「AQUOS 4K」「AQUOS OLED」など、大画面・高画質の充実した商品ラインアップで娯楽ニーズに応える。
「AQUOS 20周年キャンペーン」も展開しながら商戦を盛り上げていく。
AQUOSの2021年モデルとして、テレビ13機種とブルーレイディスクレコーダー「AQUOS 4Kレコーダー」6機種を5~6月にかけて投入。コロナ禍での〝おうち時間〟をより楽しめるよう画質、音質、使い勝手が大幅に向上している。
テレビでは超高精細8K液晶と高精細4K液晶、有機ELの製品群を拡充した。よく見る番組や設置場所、視聴スタイルに合わせて選べるよう50インチから70インチまで5インチ刻みでそろえている。
全機種にAndroid TVを搭載するとともに、上位モデルにはハンズフリー音声操作を新搭載した。テレビ本体に高性能の集音マイクを付けたことで「OKグーグル」のコマンド発声で、電源や選局、音量調整などの指示を音声で行うことができる。
リモコンのデザインも見直している。ネットフリックスやYouTubeといった七つの人気インターネット動画サービスを直接立ち上げられるボタンを搭載した。
AQUOS 8Kは、YouTubeの8K動画再生に対応したほか、上位機はHDMIケーブルの1本接続やUSB接続などにも対応。
画像処理性能も大幅に高めた。全機種に第2世代画像処理エンジン「メダリスト」を搭載。画像処理やグラフィック処理性能が前エンジンの約1.6倍になり、高速選局も実現している。
AIoT家電、11カテゴリー558機種に拡大
シャープは、業界に先駆け、早くからAIoT家電の提案に力を入れてきた。AIoT家電は、今年6月1日時点で11カテゴリー558機種まで拡大し、同社の白物家電における対応機種の割合が50%を超えるまでに成長している。
AIoT家電では、ヘルシオ ホットクック、ウォーターオーブン ヘルシオをはじめ冷蔵庫、洗濯機、エアコン、空気清浄機、テレビなど幅広い商品がそろう。
AIoT家電購入者のうちテレビやヘルシオ ホットクックなど、Wi-Fi接続率が6~7割以上と高いものもあり、コロナ禍でAIoT機能を利用する人が増えている。
クラウドサービスとの連携も充実しており、AIoT家電の使用状況など、収集した生活データを今後さまざまなサービスの強化に生かしていく。
クラウド上のAI(人工知能)につながることで、購入後も機能が進化したり、外部サービスと連携することで、より生活の質の向上・スマートライフの実現につなげていく。