2021.07.14 カシオがスリムな電子ピアノ音域表現向上で臨場感の演奏

「PX-S1100/S3100」とオプションの純正スタンド、ペダルとの組み合わせ

 カシオ計算機は、電子ピアノ「Privia(プリヴィア)」の新製品として、業界最短の奥行きで、置く場所を選ばずインテリアに調和するスリムなデザインに、ピアノ音色の表現や音響システムを向上させ、より臨場感ある演奏を実現する「PX-S1100/S3100」(オープン価格)を7月29日から順次発売する。

 同社は、2019年に奥行き232ミリメートルのスリムサイズとミニマルなデザインを実現し、グランドピアノの弾き心地と音の響きを追求した「PX-S1000/S3000」を発売。コロナ禍により家で過ごす時間が増える中、さまざまな住宅環境でも場所を取ることなく、ピアノを楽しめる手軽さやシンプルなデザインから、PX-S1000は20年上半期に日本国内で最も売れた電子ピアノとなった。

 PX-S1100/S3100は、従来機種で好評のデザインコンセプトや弾き心地を継承しながら、低域から高域までの幅広い音域における表現力を、より向上させた。スピーカーの内部構造を見直すことで、出力される音の空気感や定位感、明瞭感が増し、響きがより豊かになっている。

 デザインは、ミニマルでシンプルながら、ボディーの印字部分にゴールドカラーを採用するなど、ワンランク上の気品のある外観に仕上げた。

 付属のワイヤレスMIDI&AUDIOアダプターを装着することで、ブルートゥーススピーカーとしてお気に入りの曲を流せるだけでなく、ブルートゥースLow Energy MIDI機能を用いて無線で対応機器とつなげることができ、演奏以外にもセルフラーニングや楽曲制作など幅広い音楽の楽しみ方を提供する。

 また、専用アプリケーション「Chordana Play for Piano」との連携により、ワイヤレスで直感的に音色や機能設定を変更できる。