2021.07.16 一人親家庭支援で最大1億円を寄付ミネベアミツミ
しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長・赤石千衣子氏(左)と、貝沼由久・ミネベアミツミ代表取締役会長兼社長執行役員
ミネベアミツミは15日、コロナ禍での困窮が問題になっている一人親家庭支援のため、認定NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」に、最大1億円を寄付すると発表した。まず5000万円を寄付し、同NPOとの協議など状況を見てさらに上乗せを検討する見込み。
寄付金は、同NPOの「高校生応援するよ!プロジェクト」で、高校生などの学習支援金に充てられる。対象は、収入が住民税非課税かそれと同等の一人親家庭で、高校生がいる約1500世帯を想定。各世帯に3万円の学習支援金を給付する。
同NPOのメルマガや、シングルマザーサポート団体全国協議会を通して、全国の一人親家庭に応募を呼び掛ける。申し込み時期などは、同NPOのウェブサイトで発表する。
同社の前身会社(日本ミネチュアベアリング)設立から、16日でちょうど70周年になるのに合わせた記念事業の一環。