2019.11.08 【換気の日特集】パナソニック IAQ制御搭載熱交換気システム 省エネ・快適性を両立

IAQ制御搭載の熱交換気システム「FY-14VBD2SCL」

 パナソニックは、省エネと快適性を両立するIAQ制御を搭載した気調システム(熱交換気システム)の採用に向けた働きかけを強める。

 日本の四季に対応し、温度や環境が変わっても快適な空気環境をつくり出すIAQ制御搭載の天井・床埋め込み形/天井カセット形の熱交換気システムをラインアップする。

 二つのDCモーターと温度・湿度センサーで給排気量を自動調整し、一年中快適・省エネ運転を実現。風量を絞ったECO運転や、排気量を減らして室内を正圧にし、家の隙間からの汚れの侵入を抑える気圧調整、室内湿度で風量を調整し乾燥を抑制する運転を自動制御する。

 熱ロスが少ないため室内の温度はほとんど損なわれず、冷暖房費を大きく節約するほか、IAQ制御で省エネ度はさらに高まる。微粒子用フィルタでPM2.5や花粉の侵入を防ぐほか、メンテナンス性も向上した。虫かご構造のシャッタ付き粗じん防虫フィルタで虫が逃げ出すことも防ぐ。縦置き設置も可能となっている。

 天井カセット形では、大風量140立方メートル/時タイプのFY-14VBD2SCL/14VBD2ACLなど、計4機種をそろえる。140立方メートル/時タイプは、35坪までの住宅なら1棟1システムで対応が可能で、省コスト・省施工につながる。

 熱ロスを抑える全熱交換型の24時間換気システムは、熱ロス抑制にとどまらず全熱交換による温度・湿度の制御で、カビ・ダニ対策やヒートショック対策など健康視点での温調・調湿を実現する。

 また、業務用の熱交換気システムをモデルチェンジして、ZD10Sシリーズをラインアップした。全機種DCモーターを搭載し、消費電力は最大51%削減。給気・排気各風量を4速から選択可能とし、施工現場での風量調整作業が軽減される。

【換気の日特集】目次

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●パナソニック IAQ制御搭載熱交換気システム 省エネ・快適性を両立
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