2021.08.17 アンモニアを船舶燃料に伊藤忠グループなど30社超が連携

アンモニア燃料船のコンセプトイメージ(提供=国交省)

 新たなエネルギーとして有望視されるアンモニアを船舶燃料として利用することを目指す動きが広がっている。伊藤忠商事や同社系のエネルギー商社、伊藤忠エネクスなどが6月に推進団体を発足し、既に国内外の多業種の30社超の企業・団体が加わった。アンモニアを主燃料とする船舶の共同開発も動きだしている。国際的な物流を担う船舶に対して、温室効果ガスの削減目標の前倒しを求める声も上がっており、海運業界などでは対策が続く。

 アンモニアは燃焼時に二...  (つづく)