2019.11.14 【空気清浄機・加湿器・除菌脱臭機 特集】ダイニチ工業の主力製品 静音でパワフルな加湿
ハイブリッド式加湿器「LXシリーズ」(ダイニチ工業)
ダイニチ工業は、設定湿度への到達時間を従来機種よりも約3割短縮したハイブリッド式加湿器「LXシリーズ」で新たな需要の開拓を目指す。
LXシリーズは、従来ハイブリッド式で製品化されていなかった1000ミリリットル時と1200ミリリットル時の加湿能力を持つ2機種を展開する。1200ミリリットル時クラス品では、従来の900ミリリットル時クラス品が湿度60%への到達に約56分かかっていたのを約39分で可能にしており、17分ほど時間を短縮している。
さらに使い勝手にも配慮した設計だ。タンクの上だけでなく、下にも取っ手を付けた「タンクWとって」を採用。7.0リットル入る大容量タンクは満水にすると約7.7キログラムの重量となるため、両手でしっかり持てるようにし、給水作業を安定して行えるようにした。
「カンタン取替えトレイカバー」も搭載。気化フィルタをセットするトレーは定期的にスポンジなどで水洗いする必要があるが、このトレーカバーを抗菌フラットトレーの上にセットすれば、トレー本体に水垢や汚れが付着するのを防ぐことができる。1シーズンを目安にカバーを交換するだけで清潔性を保てる仕組みだ。
タンクキャップ内側にねじ式でセットするアタッチメント「Ag+抗菌アタッチメントEX」も備える。内部にある粒状の抗菌剤に水が触れると抗菌成分の銀イオンが水中に溶け出し、雑菌の繁殖を抑えることができる。簡単に持ち運べるハンドルのほか、HDシリーズパワフルモデル(1500-2400ミリリットル時クラス。全て同サイズ)に比べて設置面積を40%減らして、B4程度のサイズにしている。
インテリア性にもこだわり、「グッドデザイン賞」も受賞している。パワフルな加湿能力を持ちながら最小13デシベル、最大でも34デシベルの静音性を実現した。
【空気清浄機・加湿器・除菌脱臭機 特集】目次
●快適・健康志向に応える製品が充実
●パナソニックの主力製品 幅広い空質ニーズ対応
●ダイニチ工業の主力製品 静音でパワフルな加湿