2021.09.03 CO₂からジェット燃料航空の脱炭素化へ今月から実証
東芝エネルギーシステムズなど6社は、二酸化炭素(CO₂)から航空機用の燃料(ジェット燃料)を製造する実証を今月から行うと発表した。CO₂を分解した後の一酸化炭素(CO)を水素と合成して、ジェット燃料を作る計画。技術的な検討を進めており、研究を加速させるため電気分解装置などを使って実証する。発電所や産業設備などから出るCO₂の再利用策として実用化したい考え。エンジニアリングや化学関連業界でも今後、動きが活発になる可能性がある。
(つづく)