2021.09.17 【電波時評】進むか? 脱はんこから電子印鑑へ

 福岡市にちょっと有名なはんこ屋さんがある。備える認め印は約10万本。名字の9割超を網羅するいわれる。店主はデザイナーでもあり、店舗の意匠や看板も手掛けるが刻印や作品を見ていると、暮らしに根付いたアートであり、文化だと感じる。

 事務用品のアスクルのが国内の事業所に行った調査によると、導入したいITツールの筆頭は「電子サイン、電子署名、電子契約ツール」(22%)だった。一方で「導入する費用の問題」が妨げになっているとの回答は47...  (つづく)