2021.09.21 環境危機時計 今年5分改善米のパリ協定復帰を好感か
地球環境の悪化について、有識者らが抱く危機感を時刻で表現する「環境危機時計」の今年の時刻は9時42分だった。旭硝子財団が毎年発表しており、昨年から針が5分戻った。前年よりも針が5分以上戻るのは8年ぶりのことという。米国が地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に復帰したことが好材料となり、危機感がやや改善したとみられる。ただ、依然として厳しい水準が続いている。
環境危機時計は、同財団が環境の専門家など識者へのアンケートを基... (つづく)
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