2021.09.23 車載半導体の動作検証時間従来比1割に短縮東芝がモデルベース開発向けシミュレーション技術

 東芝デバイス&ストレージは、モデルベース開発(MBD)向けに、車載半導体の動作検証時間を従来比約10分の1に短縮できるシミュレーション技術を開発した。

 車載機器の開発・設計時間短縮に貢献する手法で、「Accu-ROM」と呼ばれる技術が特長。メカ機構だけの動作を検証した後、機構のモデルを簡素化し、その後半導体の動作を計算。動作速度の差から発生していた、メカ機構での不要な計算を大幅に削減する。

 半導体を用い...  (つづく)