2021.10.08 福井 ズワイガニの資源量推定自律型海中ドローンで実証実験

海面での動作テスト(敦賀港内で)

 【福井】福井県水産試験場などは、自律型海中ドローン(AUV)を使ってズワイガニの資源量を推定する実証実験に取り組んでいる。9月27日、敦賀港に接岸中の調査船「福井丸」甲板上からドローンをクレーンでつって海面へ下ろす動作試験を報道関係者に公開した。

 試験は9月28日から10月1日まで、越前岬北西沖約15キロにあるズワイガニ保護礁海域内で実施。ホバリング型AUV「YOUZAN」を活用した海底環境調査で、資源量の推定精度を向上させ...  (つづく)