2019.11.21 東芝情報システムが新型アナログニューロンチップ 人間の知的活動に近い情報処理

正式発表した東芝情報システムのアナログニューロンチップ

 東芝情報システム(川崎市川崎区、渡邉一正社長)は20日、新型アナログニューロンチップを開発、基本性能を実証した、と正式発表した。同チップは、人間の知的活動に近い情報処理を実現、低消費電力動作が求められるIoT機器などへの搭載が見込まれることから、今後商品化を目指す。

 今回、同社は、東芝が脳模倣型ハードウエアとして研究開発しているアナログニューロンチップの動作原理に基づき、東芝とICを共同開発し、基本的な演算動作および処理性能...  (つづく)