2021.10.21 【あかりの日特集】エコリカ高演色タイプの直管形LEDランプ

演色タイプの直管形LEDランプ「ECL-LD4EGN-L3ANN2」

印刷現場などに提案

 エコリカは、11月に高演色タイプの直管形LEDランプ「ECL-LD4EGN-L3ANN2」を発売する。印刷現場や写真スタジオ向けなどとして提案。日本印刷学会が5月に公表した「色評価用LED照明を用いた印刷物観察条件のガイドライン」に適応する機種として、演色AAA蛍光ランプの置き換えを推進する。

 同社はこれまで、高演色タイプのLED照明をさまざまなタイプで発売。直管形のほか、ワークライト、高天井タイプなど多岐にわたる。直管形では平均演色評価数Ra97のL3AやNICHIA Optisolis搭載のL3ANNなど各シリーズを展開。11月にはL3ANN2の新機種を発売する。

 一般的なLED照明は、赤色など青色LEDでは再現が難しい色が存在する。同社製は、赤色などの色味においてAAA蛍光ランプ以上の再現性を実現。印刷事業者や塗装事業者、写真スタジオなど忠実な色の再現性を必要とし、色味を確認する作業を伴う企業に提案を強化する。

 写真スタジオでは、自然光を再現する光として同社製LEDを採用。赤みが十分に出ているなど評価が高いという。自動車の塗装現場でも特注車の検品時に活躍しているという。

 今後は11月発売の新製品のほか、12月にも新機種を発売。繊維化学向けや美容室などへの提案も推進する。