2021.10.29 デノンが7.2chAVサラウンドレシーバー最新機能搭載で高音質
AVサラウンドレシーバー「AVR-X1700H」
デノンは、7.2chAVサラウンドレシーバー「AVR-X1700H」を11月下旬に発売する。価格は7万7000円(税込み)。
AVR-X1700Hは、2020年に発売したAVR-X2700Hなどの上位モデルと同様に、8K/60ヘルツ、4K/120ヘルツ映像信号のパススルーに対応した。HDR(ハイダイナミックレンジ)についても、従来のHDR10、Dolby Vision、HLGに加え、HDR10+、Dynamic HDRに対応。テレビからのマルチチャンネルリニアPCM信号やDolby Atmos、DTS:Xなどのイマーシブオーディオ信号の入力を可能にするeARC、ゲーミング&VR体験の質を向上させるALLM、VRR、QMS、QFTなどHDMI2.1の最新機能もサポートしている。
HDMI端子は6入力/1出力を装備しており、そのうちの3入力(HDMI4/5/6)が8K/60ヘルツと4K/120ヘルツのパススルーに対応。その両方で、非圧縮の信号とDSC(Display Stream Compression)による圧縮信号に対応している。
また、全端子がデジタル映像コンテンツの著作権保護技術「HDCP2.3」、そして従来のHD映像の2倍以上の広色域表現を可能にする「BT.2020」のパススルーに対応している。
サウンドクオリティーについても、上級機と同様にカスタムメードの高音質パーツやデノン独自の回路設計技術を駆使して、定評のサウンドをさらに高いレベルに引き上げた。
パーツメーカーと共同開発した高音質パワートランジスタの投入や、デジタル電源基板の一新、音質対策パーツの追加をはじめ、全ての基板、個々のパーツに至るまでサウンドマスターと音質担当エンジニアによる入念な検討と、サウンドチューニングを実施した。音場空間の広がりと、その空間に定位するサウンドの実在感に磨きをかけた。