エソテリックは、一体型Super Audio CDプレヤーのフラグシップ機「Grandioso K1X」の特別モデルとして、ゴールドエディション「Grandioso K1XN（GOLD）」を来年2月1日に発売する。全世界50台限定で、税別価格は300万円。 ゴールドのアルミボディーと、イエローアンバーの有機ELディスプレイを採用した。同社初代モデル「P-1／D-1」をほうふつとさせるレガシーな要素を取り入れた。 類まれなる機構の完成度と高音質を誇る新しいプラットフォーム「VRDS-ATLAS」は、従来比127％（メカ単体6.6キログラム、ベース部含め13.5キログラム）の重量級コンストラクションを実現した。VRDSメカニズム史上最高の剛性と重量を誇り、音質に影響を及ぼすあらゆる振動を減衰させる。 SS400スチール製のサイドパネルとブリッジは大型化し、音質に定評のあるジュラルミン製ターンテーブルを採用。スピンドル軸受けには、新設計のスチールボールによる点接触のスラスト軸受けを採用し、摩擦や回転ノイズを極限まで抑える設計とした。 また、K1Xに搭載されている「Master Sound Discrete DAC」は、1チャンネル当たり32のエレメントから構成されている。 各エレメントは、クロックドライバー、ロジック回路、コンデンサ、抵抗などの部品から構成され、主要部品は32エレメント分を全て独立させるなど、D1Xのフィロソフィーをそのまま発展させたぜいたくな物量投入により、音楽のエネルギーを余さずピュアに出力する。