2021.11.11 古河電工、医療機器に光技術活用埋込み型医療機器 体外から位置目視可能に

 古河電気工業は、光(フォトニクス)の技術を使って、埋め込み型医療機器の位置を体外から容易に目視確認できる技術「Tellumino(テルミノ)」を開発した。医療者と患者側双方の負担を減らし、医療機器の発展にもつなげる。

 近年、医療技術の高度化が進み、ペースメーカーをはじめ、体内埋め込み型医療機器による低侵襲治療が普及している。例えば、薬剤注入の皮下埋め込み型ポート(CVポート)は、患者への負担や医療従事者側の労力を軽減でき、薬...  (つづく)