2021.11.12 845使用プリメインアンプなど展示トライオードがTIASに新製品出展

新製品の「JUNONE 845S」

新製品のTRX-EQ7新製品のTRX-EQ7

展示されたリテール販売用WE300B展示されたリテール販売用WE300B

 トライオード(埼玉県越谷市)は、東京・有楽町の東京国際フォーラムでこのほど開催された「東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)」に出展。自社が展開する高級オーディオブランド「JUNONE」の新製品などの展示・試聴会を行った。

 主な展示・試聴品は、JUNONEブランドではプリメインアンプ「JUNONE 845S」、トライオードブランドでは、フォノイコライザーアンプ「TRX-EQ7」。また、同社が日本国内販売元となってリテール販売される米ウェスタンエレクトリックの直熱3極管「300B」の復刻版も展示された。

 JUNONE 845Sは、直熱3極管の845を固定バイアスで用い、同じく直熱3極管の300Bでドライブすることによって、片チャンネル22Wの出力を得ている。バイアス電流の調整が容易に行えるよう、パネル前面中央にアナログメーターも備えられている。

 TRX-EQ7は、FETを使ったディスクリートアンプ。前身機のEQ6より10デシベル増幅度が向上し、さらに使いやすくなっている。電源回路を外付けの電源アダプターとしたことでノイズも軽減した。MCカートリッジにも対応。

 価格(税込み)はJUNONE 845Sが96万8000円、TRX-7EQが5万2800円。