2019.11.29 九大と京大 擬二次元ペロブスカイトLEDで発光効率4倍に向上

開発した明るく発光するペロブスカイトLED

適切な有機材料選択

 九州大学は京都大学と共同で、適切な有機材料を選択することによって、擬二次元ペロブスカイトLEDの発光効率を約4倍に向上させることに成功した。低コスト・高色純度な次世代型ディスプレイの開発に加速がつく。

 LEDの発光材料として用いた擬二次元ペロブスカイトは金属ハロゲンと有機アミンで構成。擬二次元ペロブスカイト中で電子とホールが再結合すると一種項励起状態と三重項励起状態が1...  (つづく)