2021.12.02 パイオニアが内蔵型光学ドライブ2機種音楽CD用機能を搭載

プレミアムモデル「BDR-S13J-X」

 パイオニアは、Serial ATAインターフェースを採用した内蔵型BD/DVD/CDライターの、信頼性と安定性を備えたスタンダードモデル「BDR-S13JBK」と、機能や質感を追求したプレミアムモデル「BDR-S13J-X」を12月から発売する。

 テレワークの浸透に伴い、自宅で仕事などのデータを扱う機会が増えており、重要なデータの保存やオンライン会議の録画など大容量データの保存用途により、光ディスクと光学ドライブの需要増が見込まれている。

 新製品は、BDやBDXL規格のディスクや、アーカイブ用光学メディアM-DISCへの再生・記録に対応。従来の高精度なBD-R16倍速などの記録に加え、M-DISC(BD)1層25ギガバイトやM-DISC(DVD)への6倍速記録に対応するなど、記録の高倍速化と記録品質向上を実現した。

 また、オーディオCDのデータを忠実に読み取る「PureRead 4+」や、リアルタイムでデータ欠落・補間の発生頻度を抑える「RealTime PureRead」など、パソコンで音楽を楽しむための機能も搭載している。

 製品外観では、フロントベゼルやトレーカバーのデザインをリニューアル。ブルーライトが浮かび上がるスモークアクリルとへアラインのシンプルなデザインにラインアクセントを入れて高い質感を演出している。

 そのほか、消費電力を抑える「カスタムエコ機能」を新たに搭載するなど、環境への負荷も低減している。

 価格はオープン、市場想定価格(税込み)はBDR-S13J-Xが3万9000円前後、BDR-S13JBKが2万5000円前後。