2019.12.02 島津製作所が北米で医用機器拡大めざす 近接操作型透視撮影システムの受注開始
新製品を説明する三浦嘉章部長(右)と医用機器事業部の高濱公大グループ長
島津製作所は近接操作型透視撮影システムの新製品を北米で受注開始した。北米で同様の医用装置を販売しているフィリップス、シーメンス、ゼネラル・エレトリック(GE)の〝3強〟に挑む。米国ではシステム構成にもよるが、280万ドルで販売中だ。日本での販売予定はない。
新開発のシステム「FLUOROspeed X1 エディション」は、医師や診療放射線技師が透視台で患者を検査しながら操作するタイプ。日本で主流になっている遠隔操作型とは違い... (つづく)