2019.12.05 5Gや自動車など用途別に最適化 抵抗器、成長分野に向け技術高度化

5G端末では基板内蔵を含む抵抗器の小型、薄型化へのニーズが一段と強まる

 抵抗器技術が成長分野に向け高度化している。第5世代移動体通信システム(5G)の本格運用を控え、インフラの設備投資、端末の新製品開発、IoTへの波及効果が新たな市場を形成する見通し。

 また、自動車分野での自動運転を視野に入れた安全系の機能拡充、xEV化といった環境対応などによって電装化率がさらに上昇し、搭載点数の増加が需要を押し上げている。抵抗器は、用途別に最適化の開発傾向を一段と強めている。

 5Gの端...  (つづく)