2019.12.10 【ルームエアコン特集】パナソニック 「エオリア」Xシリーズ ナノイーXでカビ抑制など 清潔性・快適性向上

「エオリア」Xシリーズ

 パナソニックは、同社独自の「ナノイーX」と「エオリアAI」の搭載で、清潔性・快適性を向上させたルームエアコン「エオリア」Xシリーズの提案に力を入れる。

 近年、吹き出す風がカビ臭いなど、エアコン内部のカビを気にするユーザーが多く、特に清潔性能に高い関心が寄せられている。

 Xシリーズは、従来の「ナノイーX」のOHラジカル量を2倍(毎秒約9兆6000億個)にした同社史上最高濃度なナノイーXを搭載。

 エアコン内部に高濃度のナノイーXをたっぷり充満する「新・内部クリーン」機能により、付着した油分まで分解し、最大で約41%低減する。油分を低減させることで、カビの栄養源となるほこりを減らし、内部のカビの発生を抑制する「カビに強いエアコン」を実現した。

 エアコンを使用していない時でも、24時間365日カビの生えやすい環境を見張って自動でエアコン内部を乾燥し、高濃度のナノイーXを充満させてカビを抑制する業界初「カビみはり」機能を搭載する。熱交換器には、独自の「ホコリレスコーティング」を施すことでほこりの付着を防ぎ、自動で洗浄して清潔に保つ。

 クロスフローファンには、防汚・防カビコーティングを施し、「防汚効果」「除菌か効果」「防カビ効果」が認められ、防カビ加工製品認証マークSIAAを取得した。エアコンで唯一「日本アトピー協会推薦品」マークも取得している。

 また、進化したエオリアAIが、気象情報やユーザーの好みの運転、住宅環境、生活パターンなど、様々な情報を解析、学習する。その情報を基に、自動で快適な運転を行う「AI快適おまかせ」は、快適性を優先するか、省エネ性を優先するかを選ぶことができる。

【ルームエアコン特集】目次

IoT連携が一層加速 寒冷地への展開も
●パナソニック 「エオリア」Xシリーズ ナノイーXでカビ抑制
ダイキン工業 「うるさらX」新形状フラップ採用で包み込むような柔らかい気流
富士通ゼネラル 「nocria」Xシリーズ 複眼輻射センサーを搭載 AI連携で床温度検知し吹き分け
コロナ 「Wシリーズ」最高55度の高温風 素早く足元まで35度に暖め