2019.12.10 【ルームエアコン特集】ダイキン工業 「うるさらX」新形状フラップ採用で包み込むような柔らかい気流
「うるさらX」
ダイキン工業は、健康で快適な空間づくりに欠かせない湿度コントロール技術に優れた空調商品をラインアップしたブランドライン「うるるとさららシリーズ」を立ち上げ、同社独自の技術による快適空調の提案を強める。
ルームエアコンでは、壁掛形ルームエアコン「うるさらX(エックス)」「うるさらmini(ミニ)」をそろえる。湿度コントロール技術をはじめ空調制御、省エネ技術、AI(人工知能)やIoTなど情報技術を駆使して、付加価値の高い商品戦略で、健康・快適な空間づくりに貢献する。
うるさらXは、ルームエアコン1台で「空調の四要素」を目的に応じて最適に掛け合わせ、より健康で快適な環境づくりを実現させていく想いをネーミングに込めた。同社独自の無給水加湿技術を応用した、業界初の「水内部クリーン」を搭載。空気が乾いた冬でも最大1.0リットルの結露水で室内機の熱交換器を洗洗浄し、ほこりを洗い流す。
その後、ストリーマ照射、送風、加熱乾燥により室内機内部のカビの成長を抑制し、年間通し清潔な風を送る。また、新形状のフラップで包み込むような柔らかい気流を実現し、強い風を感じやすかった暖房運転開始時でも部屋が暖まる速さを変えることなく、体に感じる風速を約70%する。
このほか、入眠から起床までの眠りの深さや体温変化に合わせて室温をコントロールする「新・おやすみ運転」も搭載し快眠サポートを行う。さらに、新たに開発したスマートフォンアプリ「ねむロク」と連動し、深睡眠時間をはじめとした睡眠状況をスコアで確認することができる。
なお「うるるとさらら」で培ってきた無給水加湿、新・ハイブリッド除湿を搭載し、うるさらXと同等の加湿量ながら、室内機を小部屋に合わせて薄型設計にした、うるさらmini(ミニ)もそろえる。
【ルームエアコン特集】目次
●IoT連携が一層加速 寒冷地への展開も
●パナソニック 「エオリア」Xシリーズ ナノイーXでカビ抑制
●ダイキン工業 「うるさらX」新形状フラップ採用で包み込むような柔らかい気流
●富士通ゼネラル 「nocria」Xシリーズ 複眼輻射センサーを搭載 AI連携で床温度検知し吹き分け
●コロナ 「Wシリーズ」最高55度の高温風 素早く足元まで35度に暖め