2019.12.12 【ハイテクびと】NTN 産業機械事業本部適用技術部工作機・電機グループ 橋爪翔平氏

橋爪翔平氏

工作機械主軸用軸受ユニット 初のセンサー内蔵型開発

 NTNは工作機械主軸用に業界初のセンサー内蔵軸受ユニットを開発した。外輪間座に3種類のセンサーを内蔵し、軸受軌道面の近くで軸受の温度、振動、熱流束を高精度に計測できる。

 主軸外径面にセンサーを付けて計測する従来方式に比べ軸受の状態を正確に読み取れるほか、軸受が焼き付く前に異常を検知できる。旋盤、マシニングセンタの主軸用に21年中に量産する予定だ。...  (つづく)